あま市七宝町 徳実の鳩よけ対策事例
ある日の正午頃、蒸し暑さが増す6月初旬。お客様からの連絡は、冷静を装いながらも焦りが微妙に交じった口調でした。「こちらあま市木田なんですが、ここ最近、ウッドデッキが滑りやすくなって、転倒の危険があるんです。」とのこと。お客さまの言葉に、私たちすぐに事の重大さを理解し、同僚と共に現場へ向かいました。
道路工事の影響で進みが悪い中、お客様の元へ到着するのに20分程度を要しました。現場でお待ちしていたのは、60代の男性。顔には笑いジワが刻まれ、人柄の良さが伝わってきました。しかし、その後ろで見えるウッドデッキの状況は、思っていた以上に深刻でした。
原因は何と、カワラバトの飛来被害。カワラバトは都市部や人里に生息することが多い鳩の一種で、一般的には平和の象徴とされますが、その排泄物が人間にとっては大きな迷惑となることもあります。なんと、その排泄物がウッドデッキを覆いつくし、滑りやすい状態を作り出していたのです。
カワラバトの駆除は、一見すると簡単な作業のように思えますが、実際はそうではありません。鳩の被害範囲が広く、それに応じた駆除と清掃に手間がかかるからです。私たち作業員は、1時間強をかけて駆除と清掃を行いました。
作業が終わり、ウッドデッキが再び安全に利用できる状態になると、お客様は大きな安堵の表情を見せ、笑顔で私たちを見送ってくださいました。「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。皆さんのおかげで、また安心してウッドデッキを利用できます。これからもよろしくお願いいたします。」とおっしゃるお客様の言葉に、私たち作業員もまた、達成感と喜びを感じました。
このような経験を通じて、私たちは再び、私たちの仕事がどれだけお客様の生活に影響を与えるかを改めて実感しました。そして、これからもお客様が安心してご利用いただけるよう、日々の作業に取り組んでまいります。
カワラバト被害の駆除は、私たちの仕事の一部に過ぎませんが、それがお客様の生活の安全や快適さに直結するという事実を、私たちは決して忘れません。今後とも、私たちを信頼してご利用いただけるよう、一生懸命努力してまいります。