三田市つつじが丘北の
鳩よけ対策事例

ある湿った蒸し暑さの4月中旬の日、夜の訪れが近い時間帯に、消え入るような小さな声で鳩の駆除要請の連絡が入った。連絡をくれたお客様は、糞が溜まり、掃除が大変になっているという。駆除の対象となる鳩の生息地は、三田市つつじが丘北のあるマンションだった。道が空いていて、予定より早く40分程度で到着できた。

立ち会いに現れたのは、髪がやや後退してきた40代半ばくらいの男性で、その表情からは被害の進行が速いことを伺うことができた。私たち2人の作業員は、お客様の説明を聞きながら実際の被害状況を確認した。そこで見つけたのは、アオバトによる被害の痕跡だった。

アオバトは、日本全国に生息している鳩の一種で、都市部でもよく見かける。体長は約40cmと大きく、体色は青みがかった灰色で、首の周りには緑や紫の光沢がある。アオバトは一般的に、人間が生活する環境に適応する能力が高く、建物の隙間や屋根裏などに巣を作り、生活することが多い。そのため、人間の生活圏での被害が多く報告されている。

被害の範囲は広く、駆除と清掃に手間がかかることが予想された。鳩の糞は、酸性であり建物や自動車の塗装を腐食させることから、放置すると大きな被害を及ぼす可能性がある。また、糞から発生するアンモニアガスや塵は人間の健康を害する可能性もあるため、早急な対応が求められる。

私たちは、1時間から2時間かけて、まずは鳩の生息場所を特定。アオバトの巣を取り除き、鳩が再度入らないようにする作業を行った。その後、糞の清掃と消毒を行い、被害箇所を綺麗にするとともに、再発防止のための対策をお客様に説明した。

作業後、お客様は丁寧にお礼を述べ、「本当に助かりました。これまで鳩の糞掃除に悩まされ、ストレスが溜まっていました。しかし、皆様のおかげで、そのストレスから解放されました。これからもよろしくお願いします。ありがとうございます。」と感謝の言葉を述べてくれた。

私たち作業員も、お客様の安心した表情を見ることができ、また一つの仕事を達成した達成感を感じつつ、次の課題に向けての準備を始めた。被害を受けたお客様が安心して生活できるよう、私たちは日々努力を続けてまいります。

これからも皆様のお困りごと解決のために、私たちの力をお貸しいたします。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。