座間市入谷西の
鳩よけ対策事例

5月の穏やかな夕方、陽だまりが心地よいものの、まだ暑さは感じない季節に、一本の電話を受けました。電話口の相手は切迫した様子で早口に話し始め、内容を聞くにつれ、急を要する案件であることがすぐにわかりました。どうやら座間市入谷西にお住まいのお客様が、バルコニーにカラスバトが巣を作ってしまい、その糞が雨水と混ざり、滑りやすい状況を作り出しているとのことでした。

私たちはすぐに駆除作業に向かうことに決め、2人の作業員とともに車で出発しました。幸運なことに、道中は信号待ちも少なく、スムーズに進むことができたため、2時間弱で現地に到着しました。到着すると、品のあるグレーヘアが印象的な60代前半の女性が立ち会ってくださいました。その方から直接お話を伺い、被害が最小限に抑えられていることを確認し、作業に取り掛かりました。

今回の相手はカラスバトという種類の鳩です。カラスバトはその名の通り、カラスのような暗い羽色を持ち、都市部でもよく見かける種類です。彼らは非常に適応力が高く、人の生活圏に入り込んでしまうこともしばしば。特にバルコニーは彼らにとって格好の場所で、巣を作るのにちょうど良い環境になりがちです。

幸いなことに、当日は天候にも恵まれ、作業はスムーズに進みました。私たちはまずバルコニー全体を確認し、糞や巣の位置を特定。カラスバトの巣を慎重に取り除き、その後、バルコニーを清掃しました。作業は2〜3時間ほどで完了し、無事に糞や巣の問題を解決することができました。

対応が終わった後、お客様は深くお辞儀をされ、「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。でも、これで安心してバルコニーを使えます。」と感謝の言葉をいただきました。安全な生活空間を取り戻せたことに喜んでいただけたようで、私たちも大変嬉しかったです。

作業を終えて感じたのは、やはり鳩の駆除は迅速かつ的確な対応が求められるということです。今回は被害が最小限で済んでいたため、スムーズに作業を進めることができましたが、早期の対応が肝心だと改めて実感しました。今後もお客様のお力になれるよう、私たちも精進してまいります。