城陽市上津屋の鳩よけ対策事例
お盆の真っ只中、夕方近くのことでした。体を包む空気が軽やかで、動きやすい暖かさの中、私たちの会社に一本の電話がかかってきました。連絡をくれたのは、淡々とした事務的な口調で話すお客様でした。彼は、城陽市上津屋にあるご自宅のバルコニーに現れた鳩の被害について、昨日発見したと報告してくれました。お客様は、鳴き交わす声が大きく、近隣とのトラブルを招きやすい状況に困っているとのことでした。
現場に向かうため、私たちは早速準備を整えました。交通量は多かったものの、大きな渋滞はなく、約45分で現地に到着しました。立ち会いに現れたのは、30代前半くらいの男性で、スラリとした体型の方でした。彼は、私たちを親切に迎えてくれ、問題の箇所であるバルコニーへと案内してくれました。
バルコニーに巣を構えていたのはカワラバトという種類の鳩でした。カワラバトは、もともとは野生の岩場に生息していたものが、都市化の進展に伴い、人の生活圏に適応した種です。そのため、都市部ではよく見かける存在となっています。彼らは一度居つくと、なかなか去ることがなく、その鳴き声や糞の被害に悩まされることが多いのです。
お客様から事前に伺っていた被害状況は、現場でも確認できました。バルコニーは高所に位置していたため、私たちは安全面に細心の注意を払いながら作業を進めました。同行した2人の作業員と協力し、約1時間少しの時間をかけて、無事に駆除を完了することができました。
作業が終わった後、お客様はにこやかにお礼を言ってくださいました。「本当に助かりました。ありがとうございます。これで、ようやく安心して過ごせます。」と感謝の言葉をいただき、私たちもその言葉に胸をなで下ろしました。お客様の笑顔を見ることができ、私たちの仕事の意義を改めて感じることができました。
作業を終えて、私たち作業員一同も達成感と共に、次回も安全に注意しながら業務にあたろうという思いを新たにしました。お盆の忙しい時期にも関わらず、迅速に対応できたことは、チームワークの賜物です。今後もこの経験を活かし、さらなるサービス向上に努めてまいります。
引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。