京丹波町小畑の
鳩よけ対策事例

長期休暇が始まったばかりの、軽い羽織り物で過ごせる絶好の昼下がり。そんな穏やかな日常に、一本の電話が舞い込んできました。電話の向こうからは、ぎこちないながらも無理に明るさを装ったお客様の声が聞こえてきます。お困りごとは、京丹波町小畑にある商業施設での鳩被害。鳩の糞の酸で建物や物品が傷み、修繕が必要になるということで、迅速に対応することになりました。

我々は、2人の作業員を伴い、早速現地へ向かうことに。しかし、高速道路では事故渋滞が発生していたため、到着までに2時間ちょっとかかってしまいました。ようやく現地に到着すると、立ち会いに現れたのは、今風のファッションに身を包んだ20代前半の男性。彼の笑顔には若干の不安が垣間見えましたが、鳩問題の解決をお約束し、作業に取り掛かりました。

今回のターゲットはアオバト。森の中に住むことが多いこの鳩は、鮮やかな緑色の羽を持ち、見た目は美しいのですが、その糞が引き起こす被害は侮れません。糞に含まれる酸は、建物の外壁や車の塗装を劣化させ、さらには滑りやすくしてしまうため、商業施設にとっては大敵です。被害状況は想定以上に拡大しており、難易度は予想を超えていましたが、私たちの経験と技術を駆使して、無事に駆除を完了することができました。

処理に要した時間は30分。手際よく作業を終えた後、お客様はにこやかにお礼を言ってくださいました。「また何かあったらぜひお願いしたいです。今回の対応がとても迅速で、ここまで手際よくやっていただけるとは思っていませんでした。おかげさまで安心して施設を利用することができます。」という感想をいただき、我々も任務を果たした達成感に満たされました。

振り返ると、アオバトの駆除は予想以上に手こずりましたが、無事に問題を解決することができ、改めてこの仕事のやりがいを感じました。皆様の生活を守るため、これからも鳩と向き合っていきたいと思います。

引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。