八幡市欽明台　東の
鳩よけ対策事例

八月の初め頃、まだ夏の暑さが続く中、私たちは一件のご依頼を受けました。その日は正午頃で、羽織りを一枚手に持つだけで十分な暖かさでした。ご連絡をくださったのは、40代後半くらいの女性で、黒髪のショートカットが似合う方でした。彼女の声からは、断続的に沈黙が訪れる重たい空気が感じられました。少し前から、早朝の鳩の鳴き声が響き渡り、睡眠を妨げられているというお困りごとを抱えているとのことでした。

私たちは、すぐに八幡市欽明台東に向かいました。思ったよりも道が空いていて、スムーズに目的地に到着することができました。連絡を受けてから到着までにかかった時間は約45分ほどでした。現地に着くと、現場はベニバトによる被害が確認されました。このベニバトは、一般的なハトとは異なり、美しい赤みを帯びた羽毛が特徴で、どこかエレガントな印象を与えます。しかし、今回の現場では、その美しさが裏腹に、見た目以上に被害は深刻な状態となっていました。

被害が集中していたのはバルコニーで、そこにはベニバトの巣が作られていました。バルコニーは、彼らにとって安全で快適な場所だったのでしょう。到着後、私たちはすぐに作業に取り掛かりました。お客様の協力もあり、作業は順調に進みました。数名の作業員とともに、約1時間強の時間をかけて駆除を完了させました。

作業が完了すると、お客様は笑顔で手を振って見送ってくださいました。彼女からは「親切に対応していただき、本当に感謝しています。これでようやく朝の静けさを取り戻せます。」といった感想をいただきました。この言葉を聞いて、私たちの努力が報われた気持ちになりました。作業員として、このように直接お客様の生活に貢献できることは大変嬉しく、やりがいを感じます。

駆除作業は、単なる害鳥の排除ではなく、お客様の生活の質を守る重要な役割を担っています。今回のようにお客様に喜んでいただけることは、私たちにとって何よりの励みです。またのご依頼を心よりお待ち申し上げます。