上田市東内の鳩よけ対策事例
あるゴールデンウィーク真っ只中の5月初旬、高温でくもり空の午前遅め、我々のオフィスは緊迫感のある声で一通の電話により、静けさを破られました。上田市東内からの連絡で、お困りごととは、なんと巣作りによる騒音で、早朝から眠れないというもの。どうやら3日前から発見されたようで、我々はこの情報を元に即座に出動することに。
数名の作業員と共に、交通量が多い道路を慎重に運転して、30分かけて現地に到着。立ち会いに現れたのは坊主頭に近い短髪で20代半ばくらいの男性。その瞳には明らかな焦燥感が浮かんでいました。
我々が駆除を行ったのは、彼の住まいのバルコニー。そこには、都市生活者であるカワラバトが巣を作り、あたかも自分の家のように振舞っていました。これからの季節は特に繁殖期で、鳩たちは巣作りに余念がない。そのせいで早朝からのガサゴソした音に、男性は眠れずにいたのです。
そして、被害状況は想像以上に広範囲に広がっていました。カワラバトは産卵から巣立つまで約1ヶ月かかるため、その間に鳩の糞等で周囲が汚れてしまい、清掃が大変な状況に。それらの清掃作業は、高所での作業だったため、安全面に細心の注意を払いつつ、数時間を要しました。
鳩の糞は塩基性で、金属を腐食させる性質があるため、放置すれば建物の劣化を早めてしまいます。この知識を持っている我々作業員は、その場でお客様に説明し、危険性を知らせました。
作業が終わると、お客様の表情は明らかに安堵へと変わり、「迅速に対応していただき、安心しました。また何かあったら頼みます」と、少し長めの感想を頂きました。作業者としては、このような言葉を頂くことが何よりも嬉しい瞬間です。
これが、我々が日々駆除作業に取り組んでいる一コマです。カワラバトの巣作りで困っている方がいたら、ぜひ一度ご連絡いただければと思います。我々は皆様の快適な環境づくりをお手伝いできれば幸いです。お客様の笑顔が我々の励みですから。