五條市西吉野町　津越の
鳩よけ対策事例

先日、五條市西吉野町の津越にて、鳩の駆除作業を行いました。長期休暇が始まってすぐの夕方遅く、まだ外を歩いても汗をかかずに快適な気温の中、お客様から一本の電話をいただきました。電話の向こうからは、無理に明るさを装うぎこちない笑い声が聞こえてきました。鳩の被害に悩まされているとのことでしたが、どのタイミングで駆除を依頼すれば良いのかわからず、対策が後手に回ってしまったようです。

お客様が鳩の姿を発見されたのは3日前のことで、早急な対応が求められていました。私たちが駆除に向かうことになったのは、カラスバトという種類の鳩でした。この鳩は、一般的なハトに比べて体が大きく、羽色が黒っぽいのが特徴です。警戒心が強く、人が近づくとすぐに逃げてしまうことが多いため、追い払うのに一苦労することがあります。

駆除に向かう途中、事故による渋滞が発生しており、到着が遅れそうでしたが、なんとか1時間ほどで現地に到着しました。立ち会いに出てこられたのは、50代前半くらいの女性で、エレガントな服装が似合う少しふくよかな方でした。彼女は心配そうな表情ながらも、私たちを温かく迎えてくださいました。

被害状況はお客様のご報告どおり、屋上にカラスバトが住み着いてしまった状態でした。私たち作業員数名で駆除作業を開始しましたが、やはり警戒心の強いカラスバトはなかなか手ごわく、追い払いに苦戦しました。しかし、約1時間30分の作業の末、無事に鳩を駆除することができました。

作業が終わった後、お客様はほっとした様子で微笑んでいらっしゃいました。「また何かあったらぜひお願いしたいです。」と、感謝のお言葉をいただきました。お客様が安心された様子を見て、私たちもこの仕事をしていて本当に良かったと思いました。鳩被害は一筋縄ではいかないことも多いですが、お客様の安心を守るため、これからも全力で取り組んで参ります。

作業を通じて感じたのは、鳩駆除は単に鳩を追い払うだけでなく、お客様の心の負担を軽減することが大切だということです。今回のお客様のように、駆除のタイミングや方法に悩まれる方も多いかと思いますが、私たちはいつでもお手伝いさせていただきます。今後ともよろしくお願いいたします。