葛城市北花内の
鳩よけ対策事例

お盆の真っ只中、外出時の服装に迷わないちょうどいい暖かさの夕方遅めに、私たちのもとに一本の電話が入りました。電話の向こうからは、喉が詰まったような言葉が途切れ途切れに聞こえてきました。「鳩が、あの、飛び立つときに、羽ばたきが、驚かされるんです」。どうやら、葛城市北花内の屋上にシラコバトが居座っているようです。シラコバトは、その名の通り白っぽい鳩で、平和の象徴ともされる鳥です。しかし、優雅に飛ぶその姿とは裏腹に、羽ばたきの音は思いのほか大きく、驚かされることが多々あるのです。

電話を切ると、数名の作業員とともに現場に向かうことになりました。予想外に道が空いていて驚いたことにより、約1時間で到着。出迎えてくださったのは、30代前半くらいの男性で、少し日に焼けた肌のスポーティな方でした。彼は屋上に案内しながら、「本当にすみません、以前から少し気になってはいたんです」と申し訳なさそうに話してくれました。

さっそく屋上に上がると、事前に伺っていた通りの被害状況でした。シラコバトは、その美しさとは対照的に、ここでの生活をすっかり満喫しているようでした。しかし、我々も準備は万端。事前の対策が功を奏し、予定通りに作業は進みました。2~3時間ほどの奮闘の末、無事にシラコバトたちを屋上から送り出すことに成功しました。

作業後、男性のお客様は和やかな雰囲気でお話しくださいました。「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。でも、これで安心して過ごせます」と感謝の言葉をいただき、こちらも心温まる思いでした。私たち作業員も、「無事に終了して何よりです。シラコバトも新しい場所で元気に過ごしてくれると良いですね」と答えました。鳩たちもまた、どこかで平和の象徴として活躍してくれることでしょう。

作業後の疲れも吹き飛ぶような、充実した1日となりました。何かお困りの際は、ぜひご相談ください。私たちはいつでも、皆様のお力になれるよう備えております。