宇陀市大宇陀 栗野の鳩よけ対策事例
八月初めのこと、朝食の時間帯に電話を受けました。お客様の静かな声が電話越しに聞こえてきて、丁寧に言葉を選んでいらっしゃるのが分かりました。どうやら宇陀市大宇陀の栗野で、鳩の群れが鳴き声や糞で被害をもたらしているとのこと。特にカラスバトという種類で、群れを成して押し寄せてくるため、早急な対応が求められる状況でした。
その日、汗ばむこともない優しいぬくもりの朝でしたが、高速道路では事故渋滞が発生しており、現場に到着するまでに1時間弱を要しました。同行した作業員と共に現場に着くと、30代前半くらいの短髪でメガネをかけた男性が立会人として迎えてくれました。
まず、被害箇所を確認します。問題となっているのはエコキュートの下。どうやらここがカラスバトの巣になっているらしく、高所での作業が必要でした。このカラスバトは、一般的なハトよりも少し大きくて、羽根が黒っぽく見えるのが特徴です。彼らは一度居心地の良い場所を見つけると、なかなか離れない習性があります。しかも、群れで行動することが多く、鳴き声も大きいので、静かな住宅街では特に厄介です。
作業は慎重に進めました。高所での作業は危険を伴うため、安全面に細心の注意を払いながら、1時間ほどで駆除作業を完了。カラスバトたちを無事に追い払うことができました。作業後、お客様は何度もお礼を繰り返してくださり、「説明がしっかりしていて信頼できました。」との感想をいただきました。お客様の安心した様子に、私たちも胸を撫で下ろしました。
作業を終えての感想ですが、今回のように早急な対応が求められる現場において、お客様に笑顔でお礼を言われる瞬間は、何よりの報酬だと感じます。これからも安全を第一に、迅速かつ丁寧な対応を心掛けていきたいと思います。
引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。