岸和田市稲葉町の
鳩よけ対策事例

7月上旬のある日、夕刻前のまだ陽が高い時間帯に、私たちのもとに一本の連絡が入りました。電話の向こうから聞こえてきたのは、冷たい印象の淡泊なイントネーションの声で、岸和田市稲葉町の自宅に群がる鳩の駆除をお願いしたいという内容でした。外はちょうどいい暖かさで、服装に迷うこともないような気温。そんな中、私たちは鳩駆除に向けて出発しました。

連絡を受けたのは、鳩が住み着いてから3日目とのこと。鳩の種類はカワラバトで、彼らは集団で行動することで知られています。カワラバトは、元々は岩場などに巣を作る習性があるのですが、都市化が進むにつれて、人間の住む街中にも適応し、電柱やベランダなどに巣を作るようになったのです。今回のお客様も、ベランダに鳩が押し寄せ、鳴き声や糞被害が日々拡大していることに頭を抱えていました。

駆除に向かう道中では、事故渋滞に巻き込まれ、到着までに40分ほどかかりました。現地に到着すると、50代後半くらいの優しげな笑顔が印象的な女性が立ち会ってくださいました。被害状況はやはり深刻で、お客様のご心配も納得の状況でした。電柱に近いベランダに群れを成すカワラバトたちは、警戒心がとても強く、追い払うのに苦心しましたが、何とか50分ほどで作業を完了することができました。

作業が終わると、お客様は軽く会釈をしてくださり、「気になっていた問題が解消して本当に嬉しいです。これでやっと安心してベランダを使うことができます。ご近所の方からも鳩被害の相談を受けていたので、自分のところだけでなく周囲の方にも迷惑をかけずに済みそうです。本当にありがとうございました。」と感想を述べてくださいました。

私自身も今回の作業を通じて、改めて鳩の警戒心の強さとその駆除の難しさを実感しました。しかし、お客様の喜ぶ顔を見て、やりがいと達成感を感じることができました。鳩の駆除は決して簡単ではありませんが、こうしてお客様のお困りごとを解消できることが、私たちの大きな喜びです。

もしまたお困りのことがございましたら、どうぞお気軽にお申し付けください。これからもお客様の安心安全な生活を守るために、精一杯頑張って参ります。