岸和田市新港町の
鳩よけ対策事例

桜が散ってきたなと感じる４月の終わり、自然な気温の朝方に鳩被害の連絡を受けました。部屋の窓を開けていても寒さを感じない、ちょうどいい気温の中、電話の向こうから聞こえてきたのは、冷たい印象の淡泊なイントネーションの声でした。「昨日発見したんですが、巣立ちを待たないと撤去しづらく、被害が長期化するのではと心配しています」と、淡々とした様子でお話されていました。

今回の現場は岸和田市新港町。渋滞があったものの、思ったほどではなく、連絡を受けてから2時間弱で到着しました。現場に立ち会っていただいたのは40代前半くらいの男性で、スーツ姿がとても似合うがっしりした体格の方でした。彼の案内で現場に向かうと、庇の部分にカワラバトの巣がありました。予想以上に深刻な状況で、これは早急に対応しなければならないと感じました。

カワラバトは、都会でもよく見かける鳥で、鳩の中では最も一般的な種類です。意外なことに、飛行能力が非常に高く、時速60キロ以上で飛ぶことができるんですよ。ただ、繁殖力も強いため、一度居着かれると被害が長期化することが多いんです。今回もその例にもれず、巣立ちを待たなくてはならない状況で、被害が続いてしまう可能性がありました。

数名の作業員とともに準備をしっかりと整えて現場に挑みました。事前の準備が功を奏し、予定通りに作業は進行し、1時間ほどで駆除作業を終えることができました。短時間での対応が可能だったのは、しっかりとした計画とチームの連携があったからこそです。作業後、お客様はほっとした様子で微笑んでいらっしゃいました。

「こんなに早く解決できるなんて思いませんでした。もっと時間がかかるかと思っていたので、安心しました。これでようやく安心して生活できます」と感謝の言葉をいただきました。私たち作業員にとって、お客様のこのような言葉は何よりの励みになります。作業後は、達成感とともに、安心したお客様の笑顔を見ることができたことに喜びを感じました。

鳩被害は放置するとさらに深刻な問題を引き起こす可能性がありますが、早めの対応で問題を解決することができました。ご縁がありましたら、ぜひまたご利用ください。