島本町東大寺の
鳩よけ対策事例

長期休暇が始まってすぐの午後遅め、過度な乾燥も湿気も感じない中庸な空気の中、島本町東大寺にある農場から一本の連絡を受けました。電話口で話す相手は、やや尻すぼみになる話し方で、少し緊張している様子でした。彼が言うには、農場でアオバトの被害に遭っており、特に糞が雨水と混ざり、滑りやすい状況を生んでいるとのことでした。発見したのは1週間ほど前のことだそうです。

私たちが現場に向かうと、道路は信号待ちも少なくスムーズに進め、40分ほどで到着しました。現地で出迎えてくれたのは、10代後半くらいの中性的な雰囲気を持つ男性でした。彼の案内で被害箇所を確認すると、見た目以上に被害が深刻であることがわかりました。農場にはアオバトが群れを成しており、その影響で農作物や周辺の環境にも悪影響が出ている様子でした。

アオバトは、鮮やかな緑色の羽毛が特徴で、通常は森林地帯に生息しています。しかし、餌を求めて農場や都市部に現れることもあります。彼らの存在自体は自然の一部として美しいものですが、糞による被害は見逃せません。特に、雨水で滑りやすくなった地面は、作業者や農場を訪れる人々にとって危険です。

駆除作業は慎重に進めました。同行した作業員と共に、足場が不安定な場所での作業は難易度が高く、細心の注意を払いました。アオバトを安全に追い払うための対策を講じ、約3時間をかけて作業を完了しました。作業を終えた後、農場の環境は以前よりも安全で清潔になりました。

作業後、依頼者の男性は安堵の表情を浮かべ、「本当に助かりました。ありがとうございます。鳩がいなくなっただけで、こんなにも心が軽くなるとは思いませんでした。これで安心して作業を続けられます。」と感謝の言葉を述べてくれました。その言葉を聞き、私たちも達成感を感じました。自然との共存を目指しつつ、人々の安心・安全を守るこの仕事に誇りを持ち続けたいと改めて思いました。

これからも、地域の皆様が安心して暮らせる環境を提供できるよう、日々努めて参ります。何かお困りの際は、ぜひご相談ください。