田尻町りんくうポート南の鳩よけ対策事例
暑さを感じる7月の夕方遅め、陽だまりが心地よくも暑さを感じない穏やかな気温の中、突然電話が鳴りました。電話をかけてきたのは田尻町りんくうポート南にお住まいの方で、感情を抑え込んだ冷静な調子で相談を受けました。発見したのはちょっと前で、農場の周囲に鳩の糞がこびりついてしまい、掃除に苦労しているとのことでした。
鳩の種類はベニバトということで、私たちも少し緊張しました。ベニバトは鮮やかな赤茶色をしていて、見る分には美しいのですが、農場に住み着かれてしまうと糞害が大変です。糞は酸性が強く、放っておくと腐食の原因にもなります。早急に対応が求められる状況でしたので、すぐに数名の作業員とともに出発しました。
しかし、運悪く突然の事故で道路が通行止めになり、迂回することになってしまいました。それでも約45分で現場に到着しました。そこには40代前半くらいの角刈りが特徴的な男性が立ち会ってくださいました。農場に着くと、確かにベニバトたちが警戒心を強めており、追い払いに手こずりました。ベニバトは賢く、少しの音や動きにも敏感に反応しますので、慎重に作業を進めました。
駆除作業は2時間弱で完了しました。鳩たちを自然に遠ざけるために、音や光を駆使して彼らの居心地を悪くするようにしました。作業後、立ち会ってくださった男性は深々と頭を下げて感謝の意を示され、「説明がしっかりしていて信頼できました。」と言ってくださいました。少し長めの感想として、具体的な作業内容を理解できたこと、今後の対策についてもアドバイスを頂けたことが良かったとおっしゃっていました。
作業を終えて私自身も達成感を感じました。なぜなら、ベニバトの駆除は簡単ではなく、彼らの習性を理解しながら、自然と遠ざけるための工夫が求められるからです。お客様に喜んでいただけたことが何よりも嬉しく、やりがいを感じる瞬間でもあります。
今回の経験を活かし、今後も皆様のお困りごとにお応えできるよう努力して参ります。今後ともよろしくお願いいたします。