新座市西堀の
鳩よけ対策事例

5月中旬、連休も終わり、少し落ち着きを取り戻した昼時です。気温も一日中快適で、作業には最適な日でした。そんな折、お客様からお電話をいただきました。電話口からは、少し冷たい印象の淡泊なイントネーションでお話しされていました。お客様は数日前に、屋根の軒先にアオバトが巣を作っているのを発見されたそうです。巣立ちを待たないと撤去しづらいため、その間に被害が長期化してしまうことを心配されていました。

連絡を受け、新座市西堀へと向かいました。しかし、途中で事故渋滞が発生しており、到着が少し遅れそうでした。それでも、何とか30分強で現場に到着しました。そこで出迎えてくれたのは、50代後半くらいの優しげな笑顔が印象的な女性でした。

現場の屋根の軒先には、アオバトの巣が確かにありました。アオバトは日本では珍しい部類に入る鳩ですが、その美しい緑色の羽毛と、都市部でも目撃されることが増えてきたことから、注目されています。お客様がご報告されていた通りの被害状況でしたので、さっそく作業に取り掛かりました。

同行した数名の作業員と共に、巣を撤去するための準備を進めました。アオバトの習性や生態を考慮しつつ、安全に撤去できるよう慎重に作業を進めました。幸いにも問題は発生せず、予定時間内に作業を完了することができました。処理にかかった時間は3時間強でした。

作業を終え、再びお客様とお話しする機会がありました。先ほどの電話口での印象とは打って変わって、和やかな雰囲気でお話しいただけました。「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。でも、これで安心できます。」と、少し長めの感想をいただき、私たちもこの仕事をして良かったと心から思いました。

作業を終えて振り返ると、やはり鳩の駆除作業はその時々の状況に応じた対応が求められることを再認識しました。お客様の不安を少しでも解消し、平穏な日常を取り戻すお手伝いができたことに誇りを感じます。

最後に、お客様の笑顔を見て、またこのようなご縁があれば嬉しいなと思いました。「ご縁がありましたら、ぜひまたご利用ください。」心からそう思いながら、次の現場へと向かいました。