白岡市荒井新田の
鳩よけ対策事例

朝早く、うっすら曇りの暖かさが漂う3月末のことでした。私たちのもとに、白岡市荒井新田から一通の震える弱々しい声でのご連絡をいただきました。どうやら、屋上のカラスバトが大変なことになっているとのこと。糞が溜まり、掃除が大変になっているというSOSを受け、私たちは2名の作業員と共に駆けつけることにしました。

早めに出発したおかげで、渋滞をうまく回避し、35分というスムーズな道程で現地に到着しました。お出迎えいただいたのは、60代くらいの白髪を染めずにまとめた上品な女性で、私たちに穏やかに微笑んでくださいました。さっそく現場である屋上にご案内いただき、状況を確認しました。ご報告どおり、カラスバトの糞が大量に溜まっており、これは確かに掃除が大変そうだと納得しました。

カラスバトはその名の通り、カラスのように黒っぽい羽を持つ鳩の一種です。彼らは賢く、環境に適応しやすいことで知られています。しかし、この適応力ゆえに、たまに人間の生活圏に無断で侵入し、思いがけないトラブルを引き起こすこともあります。今回のケースもその一つでした。

作業は周囲の環境に配慮しながら進める必要があり、思ったよりも時間がかかりましたが、2時間半で無事に終了。鳩たちには申し訳ないですが、ここは人間のテリトリーですから、仕方ありませんね。作業後、女性のお客様は穏やかな表情でうなずきながら、「これからは安心して過ごせそうです。本当にありがとうございました。おかげで、ようやく屋上に出るのが怖くなくなりました」と感謝の言葉をくださいました。

作業を終えた私たちも、無事にお客様の不安を解消できてホッとしました。カラスバトとはいえ、自然の一部として共存することの難しさを改めて感じることができました。

これからも、私たちはこのような問題に迅速かつ丁寧に対応していきたいと思います。引き続きご愛顧賜りますようお願い申し上げます。