八潮市垳の
鳩よけ対策事例

先日、5月の柔らかな気候の中、夕刻前に一本の電話が入りました。電話の主は、お客様で、その冷たい印象の淡泊なイントネーションが印象的でした。お客様は、2日前に発見した鳩の巣作りによるゴミの持ち込みで害虫の発生が気になり、ご相談をいただきました。

現場は八潮市垳で、私たち作業員2人で急行しましたが、予想外の渋滞に巻き込まれ、到着までに40分ほどかかりました。現場に到着すると、50代後半くらいの細身で姿勢の良い女性のお客様が立ち会ってくださいました。お話を伺うと、屋根の軒先にキジバトが巣を作っており、早急な対応が必要な状況とのことでした。

キジバトは日本に広く分布する鳩の一種で、体長は約33cmほど。茶色の羽毛に黒と白の模様があり、特に首周りの模様が特徴です。鳩は一度巣を作ると何度も同じ場所に戻ってくる習性があり、放置すれば鳩糞や巣材で衛生状態が悪化し、害虫の温床になりかねません。

今回の作業は屋根の軒先ということで、場所が高く、作業環境が厳しく慎重な対応が求められました。私たちは安全に注意を払いながら、作業を開始しました。キジバトの巣を丁寧に取り除き、その後、再び巣を作られないように防鳥ネットを設置しました。処理に要した時間は約2時間で、無事に作業を完了しました。

作業が終わり、お客様は安堵の表情を見せ、落ち着いた様子で私たちに感謝の言葉をくださいました。「さすが専門家ですね。すごい技術でした。これで安心して暮らせます。」とおっしゃっていただき、私たちも大変うれしく思いました。

今回の作業を通じて、改めて鳩駆除の重要性を感じました。鳩は可愛らしい鳥ですが、時に人間生活に影響を与えることもあります。私たちは、これからもお客様の安心を守るため、技術と知識を磨いていきたいと思います。

ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。