浜松市南区鼡野町の
鳩よけ対策事例

ある暑い7月の朝、小鳥のさえずりが聞こえる中、私たちは浜松市南区鼡野町へと向かいました。朝早く、消え入るような小さな声でお客様から連絡をいただきました。その声は、お困りの様子を伝えていました。お客様がおっしゃるには、建材や断熱材が傷んでいるとのこと。どうやら、鳩が原因のようでした。そこで、私たちはすぐに現場へ向かうことにしました。

交通量が多く、慎重に運転しながら25分ほどで現場に到着しました。そこには、60代前半くらいの大きなパーマをかけた女性が待っていました。優しい笑顔で迎えてくださり、現場を案内してくれました。お話を伺うと、少し前から屋根の軒先に鳩が住みついてしまったとのこと。鳩はカワラバトという種類で、街中でもよく見かける灰色の体に白い羽根のある鳥です。

カワラバトは、もともと岩場に住んでいた鳥で、その名の通り瓦のような場所が大好きです。都市部ではビルの隙間や、今回のように屋根の軒先に巣を作ることがあります。鳩はとても賢く、同じ場所に何度も戻ってくる習性があります。これが、鳩の駆除を難しくする理由の一つでもあります。

現場を確認すると、部分的に被害が進行しているようでした。しかし、事前にしっかりと準備をしていたため、作業は予定通りに進めることができました。同行した作業員と協力しながら、屋根の軒先での駆除作業を行いました。炎天下の中での作業は大変でしたが、無事に2時間半で完了しました。

作業が終わると、お客様は和やかな雰囲気でお話しくださいました。「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。」と感謝の言葉をいただき、私たちもとても嬉しくなりました。お客様の安心した様子を見て、私たちもほっと一安心です。

今回の作業を通じて、改めて鳩の知恵の深さと、それに対抗するための準備の大切さを感じました。鳩の駆除は、ただ追い払うだけではなく、再度戻ってこないようにすることが重要です。お客様に安心していただけるよう、これからも精一杯努めてまいります。

ご不明点などございましたら、お気軽にお問い合わせください。