磐田市上南田の
鳩よけ対策事例

5月中旬、連休も終わり、落ち着きを取り戻した頃、焼けつくような強い陽射しが照りつける午前中に、私たちの元に一件の駆除依頼が舞い込みました。連絡をくださったのは、磐田市上南田に所在する公共施設の管理者で、ゆっくり丁寧に話そうとする冷静さが印象的な方でした。発見したのは約1週間前で、施設の設備や機械の隙間に鳩が巣を作り、故障の原因となっているとのことでした。

依頼を受け、私たちは数名の作業員で現場に向かうことになりました。道が空いていたため、予定より早く到着することができ、約30分強で目的地に到着しました。立ち会ってくださったのは、引き締まった体格の60代後半くらいに見える男性で、現場の状況を熱心に説明してくださいました。

現場で確認したところ、巣を作っていたのはベニバトという種類の鳩でした。ベニバトは鮮やかな赤褐色の羽毛が特徴で、日本では比較的珍しい種です。見た目の美しさとは裏腹に、機械の隙間に巣を作ることでその内部の熱放散を妨げ、故障を引き起こす可能性がありました。外見以上に被害が深刻な状態であったため、迅速な対応が求められました。

作業は問題発生もなく、予定時間内に終了しました。幸い、ベニバトの巣はまだ初期段階であったため、短時間で処理することができました。駆除作業自体は30分ほどで完了し、施設の機能も元通りに回復しました。作業後、お客様は何度もお礼を繰り返してくださり、「嫌な臭いもなくなって気持ちいいです」と感想を述べてくださいました。施設の管理者として、今後もこのような事態が発生しないようにと、メンテナンスの重要性についても話し合うことができました。

今回の作業を通じて、鳩の駆除は単に鳥を追い払うだけでなく、施設の安全を守る重要な役割を担っていることを再認識しました。ベニバトのような美しい鳥であっても、人間の生活空間に悪影響を及ぼす場合には、適切な対応が必要です。私たちは今後も、迅速かつ丁寧な対応を心掛け、お客様の安心と満足を提供することに努めて参ります。

今後ともよろしくお願いいたします。