港区麻布台の鳩よけ対策事例
6月中旬のある日のことでした。朝晩の寒暖差が少なく、過ごしやすい気温の中、午後も遅くなり始めた頃に、あるお客様から連絡をいただきました。その方は、まどろこしいほどゆっくりと言葉を選びながら、鳩の鳴き声に悩まされていると訴えていました。1週間ほど前から続く鳴き声が、集中力を削ぐ原因になっているとのことでした。お困りの場所は港区麻布台、庭の木に居座る鳩が問題を起こしているようです。
連絡を受けた後、私たちはすぐに現地へ向かうことにしました。しかし、予想外の渋滞に巻き込まれ、到着までには30分強かかってしまいました。現地に着くと、立ち会ってくださったのは50代前半くらいの女性で、ゆるやかなウェーブヘアが印象的でした。話を聞くと、庭の木にベニバトが住み着いているとのことでした。
ベニバトは、一般的な鳩とは少し異なり、体の色が赤みを帯びているのが特徴です。その美しい姿に魅了される方も多いですが、一方でその鳴き声はかなりの音量で、住宅地では迷惑になることも少なくありません。そしてこの日は、庭の高い木にそのベニバトが巣を作ってしまっていました。鳩の被害自体は思ったより軽微でしたが、鳴き声が響き渡る中、集中できないというのも理解できる話です。
今回の作業は、高所での作業だったため、安全面に細心の注意を払いました。同行した作業員2人と協力し、1時間少しの作業で無事に駆除を終えることができました。作業後、お客様は安心した様子で肩の力が抜けたように見えました。「プロの方にお願いしてよかったです。自分ではどうしていいか分からず困っていたので、本当に助かりました。」と感想を述べてくださり、私たちもその言葉に励まされました。
作業を終えて振り返ると、お客様の安心した表情が印象に残りました。私たちの仕事が、お客様の日常を少しでも取り戻す手助けになったことが感じられ、誇らしい気持ちになりました。鳩の駆除は、単に害を取り除くことだけでなく、そこに住まう方々の心の安寧を取り戻す仕事でもあるのだと改めて実感しました。
またのご依頼を心よりお待ち申し上げます。