三鷹市下連雀の鳩よけ対策事例
ある梅雨も明けた、蒸し暑さが増す7月の下旬。日が傾き始める夕刻前、声が裏返りそうなほど動揺したお客様から連絡が入りました。なんでも建材や断熱材が傷んでいるとのこと。速やかに現場調査に向かうこととなり、同行した作業員と我々は車に乗り込みました。
行き先は三鷹市下連雀。道路工事の影響で進みが悪い中、なんとか50分ほどで到着。立ち会いに現れたのは女性で、肩までの巻き髪をされた40代半ばくらいの方でした。
現場となるのはガレージ。そこで目の前に広がっていたのは、思ったよりも早急な対応が求められる状況でした。
ここで登場するのは、キジバト。都市部でよく見かける鳩の一種で、人間に対する警戒心が薄く、人が作った建物の間や隙間に巣を作ることが多い生き物です。そのため、人間の生活環境に大きな影響を及ぼすことがしばしば。特に、鳩の糞は強い酸性を持ち、建材や塗装を劣化させてしまいます。さらには鳩が運び込む種子や害虫により、建物の老朽化を早めたり、衛生問題を引き起こすこともあります。
今回の場合もその一例で、鳩たちによりガレージの一部が損傷している状態でした。ただ、我々はこれまでの経験を活かし、効率よく作業を進めることができました。1時間強の作業時間で、鳩の巣をすべて取り除き、その後の鳩の侵入を防ぐ対策も万全に施しました。
作業完了後、女性は笑顔で手を振って見送ってくださいました。「丁寧な説明でわかりやすかったです。作業も迅速に行っていただき、助かりました。これで安心して生活できます。本当にありがとうございました」と、感謝の言葉をいただきました。
こういったお声をいただく度に、我々の仕事の価値を再認識します。お客様の生活環境を守るため、我々はこれからも日々精進して参ります。皆様の快適な環境づくりをお手伝いできれば幸いです。