茂原市長谷の鳩よけ対策事例
ある日、今にも梅雨入りしそうな6月の上旬、湿気を感じる熱気の中、昼過ぎの時間帯に連絡をいただきました。お電話の向こうからは、何とかしてほしいという必死さが伝わってきました。昨日発見されたという鳩の被害は、糞による悪臭が発生し、不快感が続いているとのことでした。場所は茂原市長谷の工場内のケーブルラックスペースで、その被害の原因はキジバトとのことでした。
キジバトは、日本全国に広く分布する鳩の一種で、特に繁殖期には人間の生活圏にも現れやすくなることがあります。特徴としては、体が比較的小さく、胸部にうねり模様があるのが一般的です。彼らは一度居心地の良い場所を見つけると、なかなかそこから離れない習性があります。今回のケースでも、かなり前から被害が続いていた様子でした。
私たちは2人の作業員で現場に向かいました。この日は道路の交通状況も良好で、約25分で現場に到着することができました。工場に着くと、立ち会いに現れたのは20代前半くらいの小柄な女性でした。彼女は心配そうな表情を浮かべていましたが、私たちが駆除のために来たことを知ると少し安心した様子でした。
駆除作業は鳩の被害範囲が広く、特にケーブルラックスペースという作業しづらい場所での作業になりました。キジバトもその場所を気に入ってしまったのか、かなりの数が集まっていました。作業は1時間程度かかりましたが、無事に駆除と清掃を終えることができました。
作業を終えた後、立ち会ってくださった女性は「これからは安心して過ごせそうです」と、ほっとした様子で微笑んでいらっしゃいました。私たちの作業が、彼女の日常を取り戻す一助になれたことに安堵の気持ちを覚えました。鳩の駆除は時に難易度が高く、手間がかかることもありますが、こうしたお客様の笑顔を見ると、頑張った甲斐があると感じます。
これから梅雨に入り、湿気の多い季節が続きますが、鳩やその他の害鳥の被害に遭われた際には、ぜひまたご相談いただければと思います。私たちはいつでもお力になれるよう準備を整えておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。