直方市上新入の鳩よけ対策事例
7月の上旬、湿気をたっぷりと含んだ陽気のある午前中、我々は直方市上新入からの連絡を受けました。電話口の向こうで、ゆっくりと丁寧に話そうとする冷静な声が、農場の建材や断熱材が傷んでいるというお困りごとを語ってくれました。どうやら、カワラバトが原因らしいということで、早速駆除に出動することとなったのです。
ところが、出発から間もなくして、道路の突然の事故による通行止めに遭遇。これには我々も鳩のごとく首をかしげましたが、迂回ルートを駆使して、約25分後には現場に到着しました。現地で出迎えてくれたのは、スポーツ刈りがよく似合う30代前半くらいの男性。彼の姿からは、農場での日々の奮闘ぶりが感じられました。
さて、問題の場所、農場の建材や断熱材に潜むカワラバトたちは、意外にも被害は軽微。しかし、だからと言って油断は禁物です。高所での作業が必要だったため、安全面には細心の注意を払い、慎重に作業を進めました。鳩たちもさぞ驚いたことでしょう。カワラバトは都市部によく見られる鳩で、意外と人に馴染みやすいのですが、ここではすっかり居心地が良かったのかもしれません。
作業は順調に進み、2時間半ほどで無事に終了しました。作業後、お客様は軽く会釈をしてくださり、「嫌な臭いもなくなって気持ちいいです。建材もこれで安心できそうです。本当にありがとうございました」とのお言葉をいただきました。お客様の満足した様子に、我々もほっと胸をなでおろし、達成感を味わいました。
今回の作業を振り返ると、カワラバトの駆除はもちろん、現地の状況に応じた柔軟な対応が求められると改めて実感しました。高所作業では慎重さを欠かさず、また、予期せぬ道路状況にも迅速に対応することで、無事に作業を完了できたことは大きな収穫です。
またのご依頼を心よりお待ち申し上げます。鳩の被害でお困りの際は、どうぞお気軽にご相談ください。