廿日市市林が原の
鳩よけ対策事例

梅雨の訪れを感じる6月の半ば、清々しく暖かい夕刻前のことでした。鳩による被害のご相談を受けたのは、廿日市市林が原にお住まいの60代くらいの女性からでした。緊迫感のある声で電話をいただき、鳩の糞による悪臭が工場内に漂い、不快感が続いているとのことでした。3日前に発見されたということで、早急に対応が必要と判断し、直ちに現場へ向かうことにしました。

同行した作業員2名と共に、道が空いていたため予定よりも早く、約15分で現場に到着しました。私たちを出迎えてくださったのは、セミロングで少し茶髪の女性でした。工場内のケーブルラックスペースに案内されると、報告どおりアオバトによる被害が確認されました。アオバトは、鮮やかな緑色の羽を持ち、主に森林に生息することが多い種類ですが、近年では都市部にも進出してくることがあります。鳩の糞には病原菌が含まれていることもあり、衛生的な被害をもたらすことがあるため、早急な対策が必要です。

作業当日は天候にも恵まれ、スムーズに駆除作業を開始することができました。まずは、ケーブルラックスペースに侵入していた鳩の追い出しを行い、その後、糞の清掃と消毒を徹底的に行いました。アオバトは比較的警戒心が強いため、追い出し作業には慎重を期しましたが、無事に作業を進めることができました。処理に要した時間は2時間程度で、予定通りの時間内に完了することができました。

作業後、お客様は「これで安心して過ごせます」と安堵の表情を浮かべ、感謝の言葉を述べられました。「本当にお世話になりました。大変だったでしょう。」との感想をいただき、私たちの努力が報われた瞬間でした。お客様がこれから安心して工場を利用できるようになり、私たちもこの仕事に従事している意義を再確認することができました。

作業を終えた私たちは、駆除作業の重要性とそれによって得られる安心感を改めて実感しました。お客様の笑顔に触れるたび、この仕事に誇りを感じます。今後も皆様の生活環境を守るため、一層の努力を重ねていく所存です。

これからも地域の皆様のお力になれるよう、努めてまいります。